第4話(2月4日) あらすじ<予告>
万俵鉄平(木村拓哉)の会社、阪神特殊製鋼が開発した新素材を、アメリカンベアリング社が、高く評価し、全米自動車業界へ大々的に展開させたいと申し出てきた。それは世界最大の鉄鋼国アメリカへ進出するという、日本鉄鋼業界の悲願を実現するということであった。
同じ頃、金融再編を急ぐ大蔵省では、連日のように都市銀行同士の合併案が討議されていた。
銀行の生き残りをかけて、小が大を食う合併を目論んでいた阪神銀行の頭取・万俵大介(北大路欣也)は、三栄銀行の吸収合併を画策していたが、有力取引先への根回しは済んでいるものの、決め手となる弱点を掴め切れずにいた。このままでは、阪神銀行より大きな三栄銀行に飲み込まれてしまうだけだと案じている大介は、その弱点探しを徹底させる。
そんな大切な時期に、もうひとつ大切な行事が万俵家一同を待ち受けていた。銀平(山本耕史)と安田万樹子(山田優)の結婚式だ。その披露宴会場は、さながら政財界のパーティーのようであった。大蔵大臣の永田格(津川雅彦)、元大蔵大臣の大川一郎(西田敏行)、そして、その二人の出席を微笑んでみているのは、新婦の父・大阪重工社長の安田大左衛門(石田太郎)であった。
彼は大介に、時期総理候補二人とパイプを築いている万俵家と親戚になることで鼻が高いと喜んだ後、大介が合併先として目をつけている三栄銀行の噂話を話し始めたのだ。それは、三栄銀行から政界への闇献金の話であった。しかも、その闇献金を受け取っているのは、鉄平の義父で次期総裁候補の大川一郎だということが発覚する。
ところが、順調に見えた鉄平の会社にも、急を告げるニュースが飛び込んでくる。